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アビガンから見えてくる「富士フイルム」の技術力

ヨシオ

アビガンは知ってるよ

早く新型コロナウィルスの治療に認可されるといいわね

kyoko
ヨシオ

僕が臨床試験に立候補しようか?

えらいわね 
でも多分人間限定。

kyoko
ヨシオ

犬が間違って飲んだらどうなるか試験

それでまた遅れるわよ!

ヨシオ

以前、株主優待の話をしましたが今日は違う観点から個別銘柄についてのお話をしたいと思います。
今話題の「アビガン」を製造している富士フイルムです。

富士フイルムと言えば私が思い出すのは小さい頃に流行ったレンズ付きフィルム「写ルンです」。一般的には使い捨てカメラと呼ばれていました。

これは1986年に発売され、有名人を使ったCMが流れていたのを思い出します。

2001年には世界で1億個以上の売上がありこの時がこの「写ルンです」の最盛期でした。

kyoko

まだ販売してます。

今度買ってみようかな

ヨシオ

しかし、その後デジカメへ、そして携帯やスマホで写真が写せる時代へと

移行したことにより、富士フイルムも企業変革が求められました。

その結果、写真フィルム事業を縮小して医療分野(画像、検査用機器等)や化粧品事業へ

参入していきました。

 これは写真フイルム事業で培った技術を活かした戦略が成功した企業と言えるでしょう。

そして、今注目を浴びているものがあります。

抗インフルエンザ薬「アビガン」です。

ニュース記事でも新型コロナウィルスを治療する臨床試験 (治験)を始めたと発表されました。

日本経済新聞より引用
kyoko

政府も後押ししています。

日本経済新聞より引用
kyoko

これが上手くいけば、多くの人命を助けることになり、また日本の企業が成功すればホントに嬉しいです

富士フイルム(4901)の株主優待や企業業績を見てみましょう

2020年4月2日現在 現在値  5,425です

チャートを見てください

日経平均が今年に入って最大で7,000円下げたのに対して

富士フイルムは1,544円の下げでした。

(2020年01月02日 – 2020年04月01日 始値:5,171|高値:5,843|安値:4,299|終値:5,437)

SBI富士フイルムチャート
SBI証券より

アビガンの影響でしょうか、株価は戻しています 。

株主優待は自社製品のヘルスケア商品(化粧品・サプリメント等)です。

実は私も化粧水を愛用しています。以前松田聖子さんがCMをしていました。

化粧品の「アスタリフト」

世界最小 ヒトガタナノセラミド 

これもフイルムの時代の技術力が活かされているのでしょう

株主優待の権利確定は3月9月です。

株主優待を受けるには 100株 540,000円が必要です。(2020.4.2)

富士フイルムのHPには

富士フイルムは、1934年の創立以来、数々の日本発・世界初の製品・サービスを生み出し、世界トップレベルの多様な技術と技術系人材を培ってきました。2006年以降は、時代の大きな変化や厳しい競争をビジネスチャンスとしてとらえ、急速に市場が縮小した写真フィルム事業に代わる新たな事業の創出を目指し、体制を抜本的に見直し、グループが保有する多彩な技術・人材の横断的融合を促進することで、新たなイノベーション・技術と価値の創造に積極的に取り組んでいます。

最後にこのような記事を見つけました

企業が長期的に存続・成長するには、既存事業での競争に勝つとともに、その事業が成熟(衰退)した際には新事業を展開するなど、自己変革が必要だ。しかし既存事業の競争力を強化する活動と、新事業創造や自己変革に必要な活動とは根本的に異なる。

成熟化の過程で勝ち残るため、企業は革新的アイデアを創造できる柔軟な組織の小企業から、資本集約的で効率性を重視した官僚制的組織の大企業に変身せざるを得ず、イノベーションを起こしにくくなる。

米国では多様なスタートアップが生まれ、いくつかが成長して既存企業に置き換わることで経済が成長する。一方、日本では既存大企業の中の研究開発部門などから新事業が生まれ、既存事業と入れ替わり、経済が発展するといわれる。

既存大企業がイノベーションを起こすには様々な困難を克服する必要があるが、興味深い試みや成功例も数多い。NIS(ナショナル・イノベーション・システム)を変えてベンチャー主導で日本経済再生を目指すのもよいが、既存大企業の変革による経済再成長も有望だろう。

ポイントを3つをあげています

  1. 既存大企業の新事業創出は経済成長の鍵
  2. 企業の長期的成長過程に2つのジレンマ 「生産性のジレンマ」「イノベーターズ・ジレンマ」
  3. 変革推進には社員をひきつける戦略重要      

                             淺羽茂 早稲田大学教授日本経済新聞より一部抜粋

まとめ

記事の中で富士フイルムはいくつもの変革を成し遂げ成功した企業の一つであると述べられています。

その中から生まれたものの1つが「アビガン」です。

急に発明されたものでないのは、富士フイルムの歴史が語っています。

まさか「写ルンです」から「アビガン」にとは、その転身ぶりを知ると驚きです。

臨床実験が始まったばかりですが、上手くいけばいいと切に願っています。そして

治療薬が見つかり新型コロナウィルスの感染者が減ることを信じましょう。

私も早く元の生活に戻りたいです。

ヨシオ

それで聖子ちゃん若いのか

きっとアスタリフト美容液ビッタビタだわ

kyoko
ヨシオ

いや聖子ちゃんクラスだと
美容液風呂に入ってるんじゃないか

「美容液風呂入ってみた」って
 YouTuberじゃないんだから

kyoko
ヨシオ

入ルンです

写ルンです みたいに言ってもダメ

kyoko

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