サイトアイコン ファイナンシャルプランナーの独り言

AIが診断してくれる融資サービス「AIレンディング」

kyoko

これからはAIが融資をする時代ね

じゃミナミの帝王はどうなんの?

ヨシオ
kyoko

ヨシオは萬田はんが大好きだもんね

萬田金融のiPadでポンポンと入力すると
萬田はんが出てきて「あんたには貸せまへんなぁ」

ヨシオ
kyoko

もうそれで映画終わっちゃうわね

利息はといちや!はどうなんの?

ヨシオ
kyoko

iPadの画面に 10日間のご利息10% って表示される

大阪府条例でAIレンディングは禁止にしよう

ヨシオ

皆さん「AIレンディング」という言葉を知っていますか
最近耳にすることがあったので調べてみました
レンディングとは貸し付けるという意味です
AIがお金を貸してくれる?ではないみたいです
私としては借金をお勧めしているわけでは決してありませんが、AIがもたらす今後のトレンドとして紹介します

AI レンディングとは

人工知能(AI)が審査を行う融資です。

銀行口座の入出金やクレジットカードの利用状況、商品の売買などに関わるデータを利用し融資の判断をします

AIを利用し、大手メガバンクがインターネットで審査が完結するサービス「AIレンディング」は以前からありましたが、最近はこのサービスに加えて携帯通信会社と手を組むことで、より早く簡潔にできるようになりました
特徴としてスマホのアプリでも利用できます。個人向けと法人向けがあります

● 個人向け

1:ソフトバンクとみずほ銀行

2:ドコモと新生銀行

AIスコア・レンディング

みずほ銀行ソフトバンクが共同で作ったアプリ「AIスコア・レンディング

を活用し個人向け消費者融資サービスで2017年9月に日本初のサービスを始めました。 

Jスコアより

特徴

みずほ銀行の持つ顧客データ分析やローン審査ノウハウと、ソフトバンクのAIを用いたデータ分析を融合し、顧客データをスコア化して融資に活用しています。

スマホ・PCから申込みできます

利用対象者:年齢が満20歳以上、満70歳以下の国内に居住する人

融資額:1万円以上

金利:年0.8%~12.0%、限度額も10万円~1,000万円

振込手数料:無料

AIが申込み者を数値で審査し融資できるのか判断し最短で即日に融資できます

今までの審査と大きく違う点は収入や就労状況だけでなく
趣味・SNSの投稿内容、TOEICなどの資格取得情報もプラスされています。
お買い物の情報を提供することでAIスコアが変動し、金利の引下げや、限度額アップの可能性があります

レンディングマネージャー

NTTドコモ新生銀行と共同で開発したアプリ「レンディングマネージャー」を使うドコモユーザーに対しての融資サービスです

個人向けですので、事業資金には使えません

特徴

借入金利の設定に、ドコモ契約者の利用年数や料金支払い履歴などを基に信用スコアを算出する「ドコモスコアリング」を活用していることです。

利用対象者:年齢が満20歳以上、満70歳以下の国内に居住する人

借入金:1万円~

返済は自動振替 10万までの借入金なら毎月2,000円からとなっています

年会費:無料

担保・保証人も不要です。

借入・返済のシミュレーション機能がついています

金利は年5.7%~14.8%(実質年率)

ドコモ回線の契約年数に応じて金利が優遇されます。最大年1%

さらにマネーフォワード連携をすると最大年0.2%を金利優遇してくれます

日経XTRENDより

法人向けのレンディングもあります

Biz LENDING

三菱UF銀行が始めたサービスです。

中小企業向けに始められたサービスで申込から借入まで、ペーパーレス、オンラインで完結するので、来店の必要がなくなり専用のHPより申し込みが出来ます。

入出金データなどに基づいて与信判断を行います。

借入金額 50 万円以上、最大 1000 万円(10 万円単位)

無担保・無保証最短2営業日で融資完了

2020年6月まで新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた企業に対して最大で年4%の金利を優遇しています。

コロナ関係としては中小企業向けにこのような記事もありました。

東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)は18日、保有する日本国債約1000億円を売却し、売却益の20億円程度を中小企業融資に活用すると発表した。傘下のきらぼし銀行は新型コロナの影響を受けた中小企業支援のため、総額1500億円規模のファンドを設立しており、売却益を融資に必要な貸倒引当金に充てる。ファンドは融資の可否を3営業日以内に回答する。

さてこのAIレンディング、企業にとってはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか

「メリット」

融資時間の短縮

資金調達を行いたい中小企業には提出書類の削減、審査期間の短縮などの手続きが簡素化されて便利になります。
銀行側もAIで分析することで、対面融資に比べ、審査にかかる時間やコストを削減できるメリットがあります。
AI融資なら効率的に対応できるため、せっかくの融資機会を逃す恐れがなくなります。

kyoko

昔は、銀行マンが会社によく来ていたわ。   
かわりにロボットが来るのかしら

「デメリット」

数字で判断される

審査の際はより数字にシビアになる傾向が出てくると考えられます。
今までは、人柄で融資が受けられたこともあったでしょうが、
それも考慮されなくなり、企業の収支などの数字が審査基準になり、融資されなくなる可能性もあります。

今回のAIレンディングは金融と携帯通信会社でした。

今回のAIレンディングは今までは考えられなかった業種がお互いの技術と情報を融合させたケースですが、
今後もこのAIを活用したサービスはますます増えそうです。

海外では中国のアリババグループがすでにそうです。

kyoko

キャッシュレスとAIの波は留まるところを知らないわね

今や入国審査だってAIがやってるもんな

ヨシオ
kyoko

人間と違ってAIは疲れを知らないし、給料もいらない

そしてキョウコと違ってミスをしない

ヨシオ
kyoko

キョウコはAIと違って、怒ると怖い

ごめんちゃい

ヨシオ

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