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意外と知らないクレジットカードの基本 クレジット会社にもブラックリストはあるの?

ヨシオ

1カ月キャッシュ0円生活やってまーす

いきなり!黄金伝説ね
1カ月間0円で生きるってチャレンジ?

kyoko
ヨシオ

違う。それはつら過ぎる。
1カ月キャッシュを1円も使わないチャレンジ

なーんだ。カードや電子決済はOKなのね

kyoko
ヨシオ

それがチャレンジでもなんでもなくて楽勝できちゃう
コンビニも吉野家もPayPayでいけちゃうし

そうね。もはや渋沢栄一の出番はないかもね

kyoko
ヨシオ

じゃ出番がなくなった渋沢さん全員うちに来てもらおう
そして渋沢さんに埋もれて過ごそう

妄想がどす黒い

kyoko

2024年からお札のデザインが変わるそうですか、その頃私たちはまだお札を使っているのでしょうか。

日本でもますますキャッシュレス決済が増えています。ただ諸外国と比べると
普及率はアメリカ45%、韓国89.1%に対して日本は18.4%にしか過ぎません。

キャッシュレス決済の中で一番多いのがクレジットカードです。

今回はクレジットの基本的な仕組みやルールを知り、正しくクレジットカードを使いましょう。

ここにクレジットカードに関するアンケート結果があります。
(社会人1年目~5年目の男女に聞いています)日本クレジット協会より

●あなたはクレジットカードを何枚もっていますか?

 1枚が最も多く32%です。でも中には4枚以上持っている方も14%います。

●クレジットカードを最初に持った年齢は?

20歳が31%と最も多いですが、10代もあわせると27%もいます。

●持っていない方も今後の考え方は?

 ここでは68%の方が持ちたい、持たざるを得ないとの回答をしており、クレジットカードの所有は今後も増えていくと思われます

●クレジットの教育についてのアンケート結果です。

 この中でクレジット教育が必要だと感じる方は75%にもなっています。

ただ現実問題としてクレジット教育を受けた経験はほとんど有りません。

日本の教育ではお金に関する知識や勉強を教えてもらっていない方がほとんどです。

このアンケート調査では「なぜクレジット教育が必要だと思いますか」という問いかけに

・使い方を正しく理解したいから

・安心して使いたいから

・使いすぎてしまうのを防ぎたいから

と答えている方が8割を超えます。

基本的な注意点

1)クレジットカードは他人に貸してはいけません

 たとえ親子や兄弟でもカードの貸し借りはいけません

2)クレジットカードはカードの裏面にサインがないと利用できません

クレジットカードの裏面のサインは、決済の際に本人確認のために使われるものです。購入時にするサインと、クレジットカード裏面のそれが同一か、店舗側は確認をしています。そのため慣れない書体や再現しづらい字で書くのはNG。漢字でサインをしたら、世界中どこに行っても必ず漢字でサインしてください。

3)クレジットカードを利用する際の4ケタの暗証番号は、 他人に教えてはいけない

クレジットカードの申し込み時に設定する暗証番号は、家族にも絶対に教えてはいけない。万が一誰かに漏れてしまうと、カード名義人の管理責任が問われてしまうので誰にも知られないようにしましょう。誕生日や電話番号など推測されやすい番号を設定するのもよくないです。

4)クレジットカードを利用した後は、 利用明細を必ず確認することが大切です。

金額や支払方式に間違いがないか、確認してください。クレジット会社によって多少異なりますが、何かあれば1~2週間以内に連絡をする規約となっており、期限を過ぎると自動的に内容を認めたことになってしまいます。明細と照らし合わせるために、カードの控え伝票は必ず保管しておきましょう。

5)携帯電話やスマートフォンの端末代金を分割して支払うことは、 クレジット契約のひとつです。

よくあるのがスマホ代の支払いが遅れてしまうことです。端末代金は通信料金と一緒に支払いをするのが一般的なので「払えなくなったらスマホが止められるだけ」だと安易にかんがえていませんか
もし支払いに遅延すれば、支払いが遅れた事実が信用情報機関に登録され、その情報は今後あなたが契約する他のクレジットやローンの審査の参考にされます。

スマホの端末は、商品を買う度に契約する「個別クレジット」という扱いです。

端末代金が何ヶ月かに分割された購入プランがありますが、これはクレジット契約になると考えてください。

ヨシオ

ここでいくつか問題だよ

Q:支払いを延滞してクレジットカードを止められたら違うカードを作ればいい

A:

支払期日までに指定の口座に支払金額を用意しておくのはクレジットの基本です。支払わなければサービスを止められるだけだなどと安易に考えてはいけません。というのも基本的に3ヶ月以上の延滞は5年間「個人信用情報機関」に登録されます。つまりこの5年間は他のクレジット契約やローン、分割払いの契約が難しくなることもあります。

Q:自動車などの高額商品の購入はもちろんクレジットカードがオススメです?!

A:

自動車などの高額商品の場合、一般的にはクレジットカードは利用せず、都度クレジット会社の審査を受けて、商品をクレジットで購入する「個別クレジット」を利用します。(想像しやすいのは、最近ではスマホの購入時に、端末代金が何ヶ月かに分割された購入プランがあると思いますが、スマホの代金は「個別クレジット」です。)同じことが上の(5)に書いてあります。

Q: クレジットカードが親の同意なしに作れるのは20歳から?

A:

20歳未満だと現在は、親(親権者)の同意が必要。ただし、2022年4月よりクレジットカードを親の同意なしに作れる年齢は、現在の20 歳から18 歳にまで引き下げられます。
つまり、クレジットカードは学生に、より身近な存在になります。 逆に言うと、だからこそ学生の時から正しい知識が必要になります。

Q: 誰でもクレジットカードは持てる?

A:

クレジットカードを持つためには、クレジット会社の審査を受ける必要がありますが、その通過率はおよそ75%、4人に1人は審査に落ちています。誰でも必ず持てるということではありません。クレジットの審査はクレジット会社が様々な情報をもとに総合的に判断しています。

Q:クレジット会社にもブラックリストはあるの? 

A:

クレジット業界にブラックリストはありません。ブラックリストではありませんが、クレジットの契約や支払状況などの個人信用情報を収集・管理している「個人信用情報機関」があり各クレジット会社はこの機関から情報の提供を受け、クレジットやローンの審査の参考としています。
ただし、登録される情報はあくまで客観的な事実のみです。

まとめ

今後キャッシュレス化はますます進んで行くことが予想されます。
政府も2027 年までにキャッシュレス決済比率を 4 割程度とすることを目指しています。
現金からキャッシュレスにすることでのメリットは多いです。
現金がなければ強盗が防げますし、現金の運搬やATMの現金補充・メンテナンスもなくなります。販売店でのお釣りの用意・売り上げ計算なども省略でき、店舗の人員を削減したり、無人化することにより人員も削減できます。
また、購買データを蓄積・分析することでマーケティングなどにも利用できます。

ただ、メリットばかりではありません、クレジットカードによる安易なリボ払いや、使いすぎによる破産などが多いのも事実です。

またクレジットカードをスマホに連携させ、カードを持ち歩かなくてもカード払いができるようにもなりました。さらにそのカードを電子決済アプリに紐づけることにより、スマホのバーコードで支払うことも可能になりました。支払い時に店員との接触がありませんのでコロナ対策にもなっています。

カードをつくるときは支払方式が選べるか、年会費の有無など各クレジット会社の契約内容を確認、比較検討してから作るとよいでしょう。

ヨシオ

テクノロジーの力で何でも小さくなっていくのに
クレジットカードは何十年も同じサイズだね

そうね。ICチップの部分だけで機能するわけだからもっと小さくできるわね。

kyoko
ヨシオ

いいこと考えた。指の爪にICチップを埋め込んじゃおう。
スマホもいらない。

3カ月位で爪切りでパチン

kyoko
ヨシオ

じゃ前歯に埋め込んじゃおう

お支払いのときに前歯を出すのがバカみたい

kyoko
ヨシオ

じゃサングラスの中に埋め込もう

それ、楽天カードマンね

kyoko

私のブログがこちらのサイトに紹介されました。

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