この前貸した1000円返してね
お金がありませーん
ドルでもいいでーすか?
ドルなら20ドルでーす
ごめんなさい1000円払います
持ってるーんかーい
あなたは外貨建て預金をしていますか
私は米ドルを少し所有しています。
2020年12月に入りドルがかなり円高に進んでいます。
2020年12月22日現在103円前後ですが
2020年1月には1ドルは108円前後でした。5円も円高になりました。
これは外貨建て商品を所有している方にとって有利・不利?
そこで今日は外貨預金、外貨建て金融商品の種類や為替のメリット・デメリットについて解説していきます。
外貨預金
米ドル・ユーロ・豪ドルなどの外国通貨で預けいれる預金のことです。
資産形成の1つとして、多くの金融機関が扱っています。
外貨建て金融商品の基本
外貨の両替の時に発生する手数料
外貨預金をはじめ、外貨建ての金融商品を利用するとき「為替手数料」が発生します。
為替レート
為替リスク
外貨建て金融商品の取引には、為替レートの変動による影響(為替リスク)があります。
為替差益:為替レートの変動によって生じた利益
為替差損:為替レートの変動によって生じた損失
外貨建て商品について
円安になると為替差益 100円→105円
円高になると為替差損 100円→95円
主な外貨建て金融商品
外国為替の変動によりどのような影響があるか見てみましょう。
円安と円高のメリット・デメリット
円高(外貨安)の場合
メリット
- 輸入品価格が安くなる(食料品・エネルギーなど)
- 海外旅行の費用が割安
デメリット
- 外貨建資産の資産価値が目減りする
- 輸出企業の環境が悪化(自動車産業・電気機器産業など)
円安(外貨高)の場合
メリット
- 外貨建資産の資産価値が増加
デメリット
- 輸入品価格の上昇(食料品・エネルギーなど)
外貨建て金融商品には為替や外国の金利が影響します。
円高が進むことによって外貨建て金融商品を所有している人にとっては為替差損になります。
ただあくまで評価額が下がったということです。円に戻して引き出さなければ実質の損失にはなりません。
外貨投資では為替レートの影響を免れることはできませんが、外貨を外貨のままで活用するという方法があります。
外貨定期預金として継続または外貨普通預金に入金しておき、為替が円安に動いた時に円に交換することも考えてみてください。
まとめ
2020年は新型コロナウイルスの影響で為替相場も大きく動いた
1年でした。米ドル/円も3月には一時101円まで円高が進みました。
12月の現在も103円までになっています。
外貨建て金融商品の高い金利は魅力ではありますが、為替の影響で一概によい商品とは言えないかもしれません。
今後もコロナウィルス感染拡大の影響や2021年米国の新大統領誕生など、世界情勢や経済は為替にどのような影響を与えるのか
このまま円高が進んでいくのでしょうか
ただし短期の為替の変動で一喜一憂しないようにしたうえで、私も慌てずに、様子を見ていきたいと思います。
日本はゼロ金利だもんね
確かに。外貨預金なら利率の高い通貨があるわね
しかし為替損益やインフレが怖い
でも円だけを持ってるリスクというのもあるのよ
どうしようかな つらいなぁ金持ちは
金持ちなら1000円借りるな
ごめんちゃい