年末調整やらなきゃ 生命保険の支払い証明どこにしまったかしら?
一番上の引き出し それからiDeCoも忘れないでね
そうだったわ。積立金額全額が控除されるもんね
ヨシオ詳しいわね
ファイナンシャルプランナー犬なんで
災害救助犬みたいな言い方するわね
我が家を経済危機から救助します
どっちかって言うと経済を圧迫してるわよ
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毎年、年末が近づくと会社で働いている人ならば年末調整のための書類の提出を求められます。
去年も書いたのに、書き方を覚えていなかったり、生命保険の証明書が見つからなくて慌てたりと・・。
毎年同じことを書いているので 何故、毎年申告しなくてはいけないか疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
そこで今日は年末調整について話していきます。
年末調整とは
給与所得者(会社員)が1年間に源泉徴収した税額を正しく計算し、所得税を確定させる制度です。
何故年末調整するのか
会社は毎月給与を支払っていますが、支払いの際に所定の源泉徴収税額表に基づいて所得税及び復興特別所得税の源泉徴収をすることになっています。
そして源泉徴収税額表では毎月の給与の額に変動がないものとして作られています。
その源泉徴収をした税額の1年間の合計額は、給与の支払を受ける人の年間の給与総額について納めなければならない税額(年税額)と一致しないのが通常です。
一致しない理由
- 毎月の給与の額に変動がある
- 年の中途で控除対象扶養親族の数に移動がある
- 生命保険の控除がある
- iDeCoなど確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金を支払っている
このような不一致を精算するため、1年間の給与総額が確定する年末にその年に納めるべき税額を正しく計算し、それまでに徴収した税額との過不足額を求め、その差額を徴収又は還付し精算することが必要となります。
この精算の手続を「年末調整」と呼んでいます。
年末調整の対象となる人
次のいずれかに該当する人
1)1年を通じて勤務している人
2)年の中途で就職し、年末まで勤務している人
3)年の中途で退職した人のうち、次の人
①死亡により退職した人
②著しい心身の障害のため退職した人で、 その退職の時期からみて、本年中に再就職 ができないと見込まれる人
③12月中に支給期の到来する給与の支払を 受けた後に退職した人
④いわゆるパートタイマーとして働いてい る人などが退職した場合で、本年中に支払を受ける給与の総額が103万円以下である人 (退職後本年中に他の勤務先等から給与の支払を受けると見込まれる場合を除きます。)
4)年の中途で、海外の支店へ転勤したことな どの理由により、非居住者となった人(非居住者とは、国内に住所も1年以上の居所も有 しない人をいいます。)
2021年の年末調整
昨年と変わった点
2021年の年末調整は、昨年から大きく2点の変更点があります。
1 申告書への押印不要
税務署長等に提出する源泉所得税関係書類について、押印が不要となりました。
このため、扶養控除等申告書などの年末調整の際に使用する書類についても、押印が不要となります。
河野太郎が「脱ハンコ」を推進したおかげね。
2.年末調整の電子化がより便利に
年々、年末調整の電子化の動きが加速しています。皆さんが勤務している会社で年末調整の電子化が導入されている場合は、ぜひ活用してください。手書きで書類に記入する必要がないため、より簡単に年末調整を終わらせることができます。
ただし、年末調整の電子化は会社側が導入しなければ利用することができないため、全ての納税者が利用できるわけではありません。
電子化された場合の手順
・保険会社等から控除証明書等を電子データで受領
・専用ソフトにデータを入力することで年税額を計算
よくある質問を載せました。
(注)保険料を負担していない人が、満期や解約又は被保険者の死亡により、その生命保険金を受け取った場合、贈 与税や相続税の対象となります。
最後に
医療費控除、寄附金控除(ふるさと納税)、雑損控除と住宅ローン控除(初年度に限る)は年末調整ではできないため、基本的に給与所得者の確定申告する必要があります。
ただし、ふるさと納税については、寄附先が年間通して自治体5団体以内であれば「ワンストップ特例制度」が設けられています。
ぜひ、毎年年末調整を受けている方もその意味を理解して、自分の所得や税金の知識を身につけてください。
面倒くさいから生命保険とか申告しない人もいるのよ
信じられない キョウコなんか税金取り戻すのが生き甲斐だもんね
どんな生き甲斐やねん
あ、税金払わないのが生き甲斐だっけ?
所得税50%払ってますから!
そういう妄想が生き甲斐なのね
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