♪楽天モバーイル♪
どうした?
今日は楽天モバイルのお話よ
0円キャンペーンが終了したらしいな
そうね。0円の期間だけ使うっていう人もいたんで契約数は減りました
結構な赤字です
減らないと思っていたのかな
楽天的な会社だな
楽天を利用している方は多いのではないでしょうか。私も、楽天市場・証券・銀行などと楽天グループを利用している一人です。その楽天の赤字が続いています。
足を引っ張っているのは楽天モバイルです。
そこで今日は楽天モバイルの現状から、プラチナバンドを獲得できるのはいつになるのか考察してみたいと思います。
楽天の決算
楽天グループの赤字が2580億円に拡大
楽天グループは11月11日、2022年12月期第3四半期(2022年1~9月)の連結決算を発表しました。
- 売上高・・・ 1兆3647億800万円(前年同期比13.7%)
- 営業利益・・・ 2870億9300万円の赤字(前年同期は1083億6200万円の赤字
- 四半期利益・・・2580億9000万円の赤字(同1039億500万円の赤字)
決算内容
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益 |
2022年9月期 | 1,364,708 | -287,093 | -312,058 | -258,090 | -162.76 |
2022年6月期 | 893,598 | -197,075 | -214,487 | -176,617 | -111.47 |
2022年3月期 | 437,127 | -112,604 | -118,681 | -91,412 | -57.76 |
2021年12月期 | 1,681,757 | -194,726 | -212,630 | -133,828 | -87.62 |
2021年9月期 | 1,200,574 | -108,362 | -119,316 | -103,905 | -68.84 |
2020年に参入した携帯電話事業があしかせとなり、同期間の最終赤字は4年連続となり、赤字額は過去最大となりました。
0円キャンペーンが終了し、ユーザー数は減りましたが、11月の楽天の発表ではMNO+MVNO総契約回線が518万回線となり契約数は純増となっています。
※MNO=自社で回線網を有するdocomo、au、SoftBankなどの事業者 楽天モバイル一部
※MVNO=キャリアの回線を借りて格安SIMサービスを提供する事業者
楽天モバイルは当初700万人の契約数がいれば黒字化できるだろうと話していました。
想定数:700万人x2980円(単価)
ただ今は毎月の料金が980円から2980円と幅があるので当初の見積もり、700万以上は必要で
実際に今回初めて公開されたARPU(加入者1人あたりの平均収入単価)を見ると、
2021年第3四半期は453円だったのが、2022年第3四半期には1472円まで上昇しています。
それでも、赤字を解消するには少なくとも1300万人は必要ではないかと言われています。
ただこちらも自社のエリアが拡大することで縮小する方向にあります。
楽天モバイルが黒字に転換できるのか
それはプラチナバンドに掛かっていると言えます。
「プラチナバンド」
プラチナバンドをご存知ですか
700MHzから900MHzの周波数帯を指しており 高層建築物の奥などにも届きやすく広いエリアをカバーするにも適するなどの特性を有しています。
この周波数帯は特に携帯電話等での利用に適しています。
現在の携帯電話用周波数の割当状況は、下記の図のようになっています。
携帯電話用周波数の割当状況
楽天モバイルはこの帯域の自社回線の割り当てが遅れていますが、繋がりやすさを確保する為、KDDIの800MHz帯の4G回線をローミングした物を「パートナー回線」として提供しています。
これは自社回線の整備が完了するまでの措置であり、最終的には2026年3月31日で終了する予定となっています。
楽天Gが直面しているのは、携帯通信に最も適した周波数帯であるプラチナバンドの再割り当て問題で、新規参入した楽天モバイルは早期の割り当てを求めていますが、競合各社の反応は厳しい。
最近2022年11月に行われた総務省の有識者会議では移行期間は5年が適当だとしています。
ただ各社の反応は
ソフトバンク・・・自社の周波数帯を渡すとユーザーに影響が出るため「免許をお渡しするにしても、相当な準備期間がなくては」と述べ、性急な動きをけん制してます。
KDDI・・・周波数再割当て制度について設置工事やレピータ交換作業を要します。
膨大な設備投資が必要となり楽天モバイルに再割当てをする場合は、その損失を上回る社会的メリットと、楽天モバイルに再割り当てを行う場合、楽天モバイルによる周波数の更なる有効利用の担保が示されることが必要。
10年を超えるインフラ整備投資期間と約10年の償却期間 ➡ インフラ整備の積極投資には、20年以上の周波数利用期間が必要だと言っています。
KDDI 1社で約1,000億円を超える費用が発生する見込みだと話しています。
NTTドコモ・・・ドコモとしては、(現在使っている周波数を他社に渡すには)10年かかり、経費も受益者負担(今回の場合は楽天モバイル)でお願いしたいと申し上げてきました。不満という感情的な問題ではなく、現実にできるかが次の課題。実現可能な方法をお互い探していく作業がこれからも続くと受け止めています。
楽天は赤字損失の埋め合わせをグループ全体で行なっている訳ですが、
楽天証券の一部株式をみずほ証券に譲渡しており
最近のニュースでは
楽天グループが総額5億ドル(約700億円)のドル建て債の発行を予定しているとの事。
6月に個人向けに1500億円の普通社債を発行して以来約5カ月ぶりです。
携帯電話基地局の設備投資資金などに充てるとみられています。
楽天としては、一刻も早くプラチナバンドを取得したいのですが
最終的には10年かそれ以上かかるのではないかと思います。
早くプラチナバンドを取得したい楽天 そんなに簡単には渡せないキャリア3社
との攻め合いがしばらく続くと予想されます。
一部ではモバイル事業の撤退や売却の声もでていますが今後の楽天の動向に注目していたいです。
大手キャリアの3社が意地悪してるとは感じないな
そうよね。工事の負担額がえげつないし。
テスラフォンの噂があるけど、彼らはプラチナバンドなんか使わないよ
どうするの
すべてスターリンクという人工衛星からの電波
地球上で届かない地域はないらしい なんなら火星にもつながる
三木谷さんもホリエモンと組んだらどうかしら
ミキエモンフォン
ダサすぎ
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