誰がお払い箱だって?
お払い箱じゃなくて払済保険
聞いたことないな
もう払わないんで、払っちゃった分だけで保障よろしくね保険よ。
素晴らしい。700円のラーメン食べたいけど300円しかないんで300円分ラーメンちょうだい、みたいなもんだな
チャーシューとスープは抜きね
スープは入れて
7月31日に総務省が発表したデータによると完全失業者数は195万人、前年同月に比べ 33万人増加しており5か月連続の増加となっているとのニュースがありました。
今年はコロナ禍の影響もあり,失業には至らない方も給与が減少し生活にも支障が出てきています。金銭的に余裕がなくなり、生命保険を解約しようと考えている方もいるのではないでしょうか。
このような時に解約せずに保障を続けられる保険があります。
払済保険です
払済保険とは
現在契約している保険の保障期間を変えずに、保険料の払込を中止して解約返戻金で保険期間が同じ生命保険に加入する方法です。
払済保険は、今の契約の保障額を減らす代わりに、保険料の負担をなくします。
たとえば、保険金額1,000万円の終身保険が、その後の保険料の支払いが必要なくなる一方で、保険期間は変わらずに保険金額が500万円になる、といったイメージです。
但し払済保険に変えられるのは
・積立型のタイプの保険であること
・解約返戻金がある保険商品であることが前提です。
いわゆる掛け捨てと言われるタイプの死亡保険や医療保険では払済にできません。
自分の保険タイプがわからない方に
保険のタイプには大きく分けて3種類あります。
- 定期保険・・・保険期間に限りがあり、更新が必要な保険。終身保険に比べて保険料は安いが貯蓄性はありません。
- 終身保険・・・生涯保障が続く保険。一定期間以上、保険料の払い込みを続けるとまとまった解約返戻金が受けられ、貯蓄性もあります。
- 養老保険……満期保険金と死亡保険金が同額で、万一への備えと老後資金としての積立貯金が同時にできます。
この3つの主契約(本体)に特約を組み合わせてできています。
※わからない方は一度証券を確認してみてください。
例:配当付終身保険・養老保険
払済保険のメリット
1・変更した時点から保険料の支払いが不要になります
2・解約することなく保障を続けられます
3・告知・診査不要で手続きできます
払済保険はこのような方におすすめです。
- 家計が苦しく貯金を切り崩した生活を送っている
- 更新後の保険料が払えそうにない
- 子どもの教育費を用意したい
- 資産運用として保険を持っている
●予想しなかった環境の変化で、保険料を支払いつづけることが難しくなった。
●貯蓄性を考えて満期金を目的に養老保険に加入したものの他にもっと有利な貯蓄商品を見つけた。しかし解約すると今までの保険料を割り込んでしまう。以上のような時にも、目減りすることを防ぐためにこの方法が良く取られます。
払済後、解約返戻金が増えていく
変更時点でたまっている解約返戻金は、保険会社が一定の利率で運用していきます。
その為、解約返戻金が増えていくことになるので資産形成にも活用できるケースもあります。
払済保険への変更手続きをすると、その時点までに積み立てた解約返戻金はその先の保険料に充当されるため、一旦0円になります。
しかし、払済後も契約時点での予定利率で運用は続きます。そのため、少しずつですが解約返戻金が増え、解約したときは解約返戻金を受け取ることができます。
加入中の保険を払い済み保険に変更する場合は、新規の契約ではないため、告知や診査なしで手続きできます。そのため、病気によって新しく保険に加入することが難しい方でも、見直しの選択肢として有効です。
払済保険にする時の注意点
- ・各種特約が消滅します
- ・保障額が減額します
払済への変更を検討している保険契約に、医療特約、介護特約、収入保障特約など、さまざまな保障を特約としてつけている場合は特に注意が必要です。ただし、リビングニーズ特約は継続できる保険が一般的です。
※リビングニーズとは
被保険者が余命6ヶ月以内と判断されたとき、生存中に被保険者が死亡保険金などの一部を前払で受け取れる特約です。
死亡保険金などは本来保険金受取人に支払われますが、リビング・ニーズ特約を付加することにより、被保険者自身が死亡保険金などの一部を利用できるようになります。
医療費の補助や余命期間を充実させるための資金などに活用できます。
払済保険への変更を検討している場合、自分や家族にとって必要な保障が、払済への変更を検討している保険以外でカバーできているかどうか一度見直してみることが大切です。
先にも述べましたが、払済にすると保障額は減ります。保険料の負担を軽減させたとしても、万一のことが起きたときに保険金額が不足しては本末転倒です。一度払済へ変更すると、基本的には契約を元に戻すことはできませんので、よく考えて検討してください。
払済への変更によって減額された分は、比較的安価な掛け捨ての定期保険で必要期間のみ補うことも一つの方法です。
保険を見直すタイミングとして
保険は保障や貯蓄を扱っている商品ですが、その時代に適した保険が出てきます。
最近ではコロナ保険が出たとのニュースも有りましたが
私達もライフサイクルの変化と共に見直しするタイミングがあります。
- 結婚
- 出産
- 離婚
- 転職・独立・起業
- マイホーム取得
- 子供の独立
- リタイヤ
このように人生の節目には、年齢やライフスタイルによって必要な保障や生命保険は変わっていきます。
払済保険以外に保険料の負担を軽くする方法
延長(定期)保険
保険料の払込みを中止して、解約返戻金で、保険金額が同じ生命保険に加入する方法です。
積み立てられているお金が多い場合は、今の生命保険の満期まで保障が続き、満期保険金が受け取れます。積み立てられているお金が少ない場合、保険期間は短くなります。
契約者貸付
加入している生命保険の解約返戻金の7割~9割などの範囲内でお金を借りることができます。
生命保険会社が定めた利息がかかりますが、返済はいつでもできます。
もし、返済しないまま満期を迎えたり、被保険者が亡くなると、満期保険金・死亡保険金から借りたお金と利息が差し引かれます。
お金が借りることができるのは、解約返戻金がある生命保険です。いわゆる掛け捨て保険では、解約返戻金がありません。
払済保険や延長(定期)保険に変更したあと一定期間内(3年など)であれば
もとの保障内容に戻せることがあります。これを復旧といいます。
描いていた生活が未来にも続くとは限りません。今回のコロナウィルスは私達の生活を変えてしまいました。また元の生活に戻れることが一番いいのですが、続くようであれば、いろいろな見直しが必要になってくると思います。
ライフスタイルが変化した時などは、一度保険の見直しを考えて見ていかがでしょうか
保険って若い時に入っちゃうと、年取って実情に合わなくなるよな
それだけじゃなくて医療システムみたいな社会情勢も変わるのよ
どういうこと?
例えば最近は手術してもすぐ退院するんで、入院保障がそんなにかからないとか
なるほど、生命保険は時代を先読みする予知能力が必要だな
安倍晴明保険というのはどうだ?
何それ?
人生を占ってもらって、それに応じた保険をかける
占いがはずれたら?
その保険を払済保険にする
一緒やん
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