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配当利回りと配当性向の関係 

金融
kyoko
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FIREって流行ってるわね

温暖化だしな いろんなところで山火事が起こってる

ヨシオ
ヨシオ
kyoko
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火事の話じゃなくて、早期リタイアのこと
Financial Independence Retire Early

いいね どうやってリタイアするの

ヨシオ
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kyoko
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例えば高配当株ね

高配当株を探そう

日経平均が3万円を超えてきました。半年ぶりの高値です。

株を所有している人にとってはこのまま高値を継続するのか期待が高まります。

そこで今日は日本株の中から高配当株を選び「配当利回り」と「配当性向」についての解説をしていきます

配当利回り

株を所有しているからと言って、どの企業も配当が出るとは限りません。

配当とは利益が出て初めて行われるものです。

配当は保有する株数に比例して分配されます。

そこでどれだけ配当を受けることができるのかを示す数値に配当利回りがあります。

計算式

配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株購入価格x100

例: 1株当たり年間配当金10円 1,000円の株価の場合

   10円÷1000円x100=1% 

2020年度の東証1部平均利回りは2.13%でした。

銀行の定期預金金利が平均0.01~0.2%となっていることからもいかに高いのかわかります。

そのため株を所有している方の中には株価の値上がり益(キャピタルゲイン)を求める以外に配当金に期待する人も多いのではないでしょうか

参考:配当金の税金は20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%)になります。

配当性向(はいとうせいこう)

同じような用語に配当性向があります。

当期利益に対する配当金の割合をパーセンテージで表したものです。

配当性向は投資を行う際に企業を評価する指標のひとつです。

計算式

配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100

例:1株当たり年間配当金30円、1株当たり当期純利益100円の場合

30円÷100円x100=30% 

配当性向が高い(利益の多くを配当として還元)企業は良いのか

配当性向が高い会社は株主に多くの利益を還元しているが、反面、会社に残る資金が少なくなり、積極的な投資ができていない可能性があります。そのために配当性向が高い企業が必ずしもよいとは言えません。

高配当ランキング

このランキングは東証一部、二部銘柄より検索しています。(20211.9.10現在)


コード銘柄市場株価最低投資金額一株配当金
(予)
配当利回り
   %
18103明和産東証1,192.0119,200115.009.64
29904ベリテ東証471.047,10040.008.49
39101郵 船東証9,880.0988,000700.007.08
45411JFEHD東証1,862.0186,200120.006.44
59104商船三井東証9,030.0903,000550.006.09
67865ピープル東証1,002.0100,20060.005.98
77638NEW ART東証1,176.0117,60070.005.95
82914J T東証2,193.0219,300130.005.92
98706極東証券東証876.087,60050.005.70
93492タカラリート東証108,700.0108,7003,100.005.70
111852浅沼組東証4,655.0465,500260.005.58
129308乾汽船東証2,410.0241,000132.005.47
138093極東貿東証2,654.0265,400145.005.46
147414小野建東証1,691.0169,10092.005.44
157177GMOFHD東証876.087,60047.585.43
156411中野冷東証5,460.0546,000297.005.43
179281タカラインフラF東証122,300.0122,3003,311.005.41
183242アーバネット東証315.031,50017.005.39
197494コナカ東証372.037,20020.005.37
198893新日建物東証409.040,90022.005.37
219434ソフトバンク東証1,602.0160,20086.005.36
大和証券より参照

具体的に1位から3位までの銘柄を見ていきたいと思います。

1位:8103 明和産業   東証1部

会社概要:化学品、樹脂主体の中堅商社。炭素製品、難燃助剤などで高シェア。中国での潤滑油販売にも強み

配当利回り:9.64%

計算式:115÷1192×100=9.64

配当性向:240 %

計算式:115÷47.89×100=240

2位:9904 ベリテ 東証2部

会社概要:宝飾品、時計等の小売り大手。ダイヤ、ネックレス中心。TOBでインド系宝飾会社の子会社になっています。

配当利回り:8.49%

計算式:40÷471×100=8.49

配当性向:259 %

計算式:40÷15.4×100=259

3位:9101  日本郵船 東証1部

会社概要:海運で国内首位。陸空運強化、傘下に郵船ロジ、日本貨物航空。コンテナ船は18年4月事業統合

配当利回り:7.08%

計算式:700÷9880×100=7.085

配当性向:23.64%

計算式:700÷2,960.16×100=23.64

上位3件の銘柄について調べてみましたが

配当利回りについてはあまり差はありませんでしたが配当性向についてはかなり違いがありました。

1位はベリテ:259% 

2位は明和産業:240%

3位は日本郵船:23.64%

配当性向の適正と言われる目安は30%前後だと言われています。

私達にとっては配当利回りについては高い方がいいのですが

配当性向については株主への「利益還元率」を示しています。

日本では毎期の利益にかかわらず1株当たりの配当金を基本的に変えない会社が多いため配当性向は好況期には低く、不況期には高くなる傾向があります。

近年は配当性向の引き上げを経営目標の1つに掲げる会社も増加しています。

ただし、配当金を多く支払うということは、将来に備えた貯え(内部留保)は少なくなるということです。

実際 アメリカのグーグルやアマゾン、フェイスブックなどは無配ですし、

アップルの配当利回りは0.55% 配当性向は24.53%になっています。

配当金で利益を求めるのかキャピタルゲインを求めるのか

それは個人の投資タイプによって違ってくるので、どちらがいいのか

一概には言えません。

ヨシオ
ヨシオ

なるほど 例えば明和産業の株を5千万円分持ってたら年間483万円の配当があるってことか Fire!

そういうことよ。ただし1社の株だけなんて危ないけどね。Fire!

ま、税金も20%位かかるけどね Fire!

kyoko
kyoko
ヨシオ
ヨシオ

明日 明和産業でFireしようよ いくら持ってるの?

200万円 

kyoko
kyoko
ヨシオ
ヨシオ

ちゅうことは配当が年間192,800円だから12で割ると1ヶ月に1万6千円か

エチオピアでならギリ暮らせるわ

kyoko
kyoko
ヨシオ
ヨシオ

行っちゃう?

コメント

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