
株主優待って知ってる?
優待券とかもらえるやつね


株主優待だけで生活してる人もいるらしいわ
体に悪そう


どうして?
吉野家の株持ってたら
毎日牛丼になっちゃう

資産を増やす手段として 配当を受けとる方法があります。あなたがNISA口座をお持ちならば、どのような会社の株を買いますか。
前回株主優待の話しをしましたが今回は3月に株主優待が受けられる企業かつ配当利回りがよい企業をあげてみました。
配当利回りとは
株価に対して1年間でどれだけの配当をうけることができるかを示す数値です。
具体的な計算式は
配当利回り(%)=配当(円) ÷ 株価(円)
例えば 株価 1,000円
配当金が年10円であった場合は
配当利回りは1%(10円÷1,000円)となります。
この配当利回りのパーセンテージが大きければ大きいほど、
配当金として株主に返ってくる割合が多いということになります。
では 次の場合どちらが配当利回りがいいのでしょうか?
A社 | B社 | |
配当金 | 20円 | 50円 |
株価 | 1000円 | 2000円 |
A社 配当20円÷株価1,000円=0.02
配当利回り:2%
B社 配当50円÷株価2,000円=0.01
配当利回り:1%
つまり、配当利回り2%のA社のほうが、B社より
株価に対しての年間配当割合が多いので、お得と言えるわけです。
3月には多くの企業が決算期をむかえます。
株主優待や配当利回り狙いで株を買ってみようと考えておられる方に
配当利回りもよくまた株主優待も受けられる企業をさがしてみましょう。
条件
・3月に株主優待を受けられる企業
・高配当 今回は3%以上の配当がある企業
・業績がよい企業(※営業利益率がよい)
・投資金額50万円以下
今回はYahooファイナンスから検索してみました。
検索方法の例
ヤフーのサイトよりヤフーファイナンスをクリックします。
次に株式をクリックします。
その中に株主優待の項目があります。
そこで、投資項目をさがします。
今回は上の条件 ” 権利確定月3月を選択 配当利回り順 投資金額50万未満 ”
条件を絞り込み検索します。

私はその中から営業利益率※も重視しました。
SBI証券のサイトも参考にしました。
その中からいくつか選んでみました。
ここにあげているのは一例です。(※この株をおすすめしている訳ではありません)
3月の株主優待+配当利回り(3%以上) |
昭和飛行機工業 (7404) 【優待内容】ホテル宿泊券,ゴルフ優待券 【権利確定月】3月 【必要投資金額】212,600円 【配当金】636円 2020/03(予) 【配当利回り】29.92% 【経営利益】増収/増益 |
(株)三栄コーポレーション(8119) 【優待内容】オリジナルQUOカード,自社グループ商品 【権利確定月】3月 【必要投資金額】359,000円 【配当金】160円 2020/03(予) 【配当利回り】4.46% 【経営利益】増収/増益 |
天馬(7958) 【優待内容】1,000円相当のオリジナル・クオカード 【権利確定月】3月 【必要投資金額】190,000円 【配当金】80円 2020/03(予) 【配当利回り】4.21% 【経営利益】増収/増益 |
KDDI (9433) 【優待内容】商品カタログギフト3,000円相当100株以上 【権利確定月】3月 【必要投資金額】342,500円 【配当金115円 2020/03(予) 【配当利回り3.36% 【経営利益】増収/ ー |

うーん、迷うわ
配当金、株主優待を受けるには権利確定日に株を所有する必要があります。
いつまでに買えばいいのか、3月ならば権利付最終日までに株を買えばいいのですが、
3月ならば3月27日までに株を買えば株主優待を受けることができます。
2020年の権利確定日を表にしました。

あなたがNISA口座をお持ちならば
NISA口座で株式投資すると5年間非課税です。
投資で得た配当金や売却益が非課税になるNISA口座を活用して日本株に投資していくことは、長期的な資産形成になります。
ただし、途中で売却すると非課税枠は無くなります。注意してください。
例えばNISAで上限の120万円で日本株を買ったとします。
その1カ月後に10万円値上がりして130万円になったところで、30万円売却したとします。すると、売却益10万円は非課税ですが、
売却した30万円分、非課税投資枠は減少します。
まだ売却していない残りの100万円だけが非課税口座に残ります。

さらにその後すべて売ってしまうと、NISA枠はなくなります。
翌年にはまた120万円投資枠は可能です。
以前ブログにも書いてます、ご確認ください。
株主優待や配当を目当てにして投資する場合、通常は長期投資になります。
長期で保有して、優待品や配当金を受け取るのを楽しむ投資となるからです。
したがって、企業の業績や収益も重要な目安になります。
NISA口座で投資するのに適している銘柄を選ぶ基準として
優待品のよさだけにみるのではなく、配当利回りの良い企業を選ぶことは得策と言えます。ただし、今回私も探して見ましたが、それは意外と有りそうでありません。
配当利回りの高い会社には、「株主への利益還元は、配当金でやるべき」という考えを持っていて、株主優待を行わない企業が多いからです。
但し今回は基準を3月としましたが、もっと幅広く条件を変更したり
また自分の投資基準を決めることによって絞り込むことができます。
ここで
営業利益率の求め方
売上営業利益率=売上総利益(粗利)一販売費及び一般管理費(販管費)
営業利益率は高ければ高いほど収益性が高く良い企業と言えます。
ただ業種によっては平均値は違います。またあまりに良すぎると人件費の水準が低すぎないか、取引先に無理を言っていないかなど、社内外の在り方に問題がある時もあります。

まとめ
今回は株主優待と配当金に絞って株を探してみましたがNISA口座を利用して株主優待や配当を受けたい時は
まず、投資金額を確認してください。
NISAの年間投資可能額は 年間120万までです。
メリットとして、運用益が非課税になります。これは節税につながり、
資産を増やすことにもつながります。
次にあなたの目的を決めて下さい。
株主優待狙いなのか、配当金なのか、それとも好きな企業に投資したいのか初めて投資する方は、なじみのない言葉や、金融用語がむずかしいので戸惑うことばかりだと思います。
私もはじめはそうでした。すぐに始める必要もないので、まずは知識をつけてください。私も出来る限りわかりやすい言葉で皆さんにお伝えてできるようにブログを書いていきます。

NISAでも株主優待生活できるんだね
ヨシオはどこの株を買うの?


吉野家
おい おい

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